世界各地に進出しているファーストフード。でも、味やメニューは進出先によって微妙に違います。

KFCも例外ではありません。あれ、こんなのあったっけ?と思うようなメニューがちゃんと用意されています。はたしてタイ化しているKFCのメニューとは? レポートしてみました。
チキンライスボウルを頼もう
タイのKFCならではのメニュー、いくつかありますが、その1つが、チキンライスボウル。
これもう絶対にタイでなくては考えられないメニューです。

ご飯の上にチキンの唐揚げを乗せて、タイ料理風に味付けをした料理なんですが、味付けはラープなんですね。
ラープというのはタイのイサーン料理(東北地方の料理)の代表格で、本来は豚の挽肉や魚をハーブ、唐辛子、ナンプラー、ライム、煎り米粉で味付けしたサラダ風の料理。
KFCのチキンライスボウルは、チキンの唐揚げをメインに、エシャロットや玉ねぎを使って、ラープ風に仕上げています。だからその風味ときたら、
- 辛い
- 酸っぱい
- 食感がサクサク
しています。チキンの衣がサクサクしているだけじゃなく、煎った米粉も入っているので食感がダブルにサクッとしている印象です。
ご飯がいけるラープの主役をチキンにして、ご飯の上に乗せたKFCのチキンライスボウルは、一口食べると「辛っ!」となりますが、その後、酸っぱさやハーブの風味がやってきて、口の中でほどよく溶け合うからたまりません。ご飯、進みます!
価格はコンボで99バーツ
さて、このチキンライスボウルは単体で59バーツ。
ドリンクとのコンボセットで99バーツで食べられます。私はペプシを頼みましたが(他にスプライトやジュースもあり)、ドリンクのボリュームが多いので、コンボセットはやはりお得感ありますね。

正直にいえば、すっごーく美味!という料理ではないですが(高級料理じゃないし)、ファーストフードらしいメニューで、しかもタイらしい。気軽にファーストフードを食べたいなとタイの旅行中に思ったら、KFCに出かけてみてはいかがでしょう。
ちなみに、このチキンライスボウルの姉妹品として、白身魚を使ったシーフードライスボウルもあります。

他にもこんなメニューが…
今日、頼もうとしたらすでにSold Out だったので諦めたのですが、タイのKFCにはこんなメニューもあります。レットスパイシーチキンパスタです。お値段は79バーツ。

メニューには、スパイシーなフェットチーネとチキンの唐揚げの組み合わせとありました。次回はこれにチャレンジしてみようと思います。