バンコクの町を歩いてびっくりするのは、セブンイレブンが多いこと。その密度たるや日本以上。街角には必ずある!といっても過言ではありません。
タイ全土で1万店を突破したセブンイレブンは、実は楽しいタイ土産品の宝庫でもあるのです。売り場の棚をよく見ると、タイらしさにあふれた小物がずらり。独断で、おすすめ5点をピックアップしてみました。
目次
おすすめタイ土産の条件は?
セブンイレブンは日用品を売るコンビニ。高級品はありませんが、タイの人々の暮らしに根ざしたスグレモノがばっちり取り揃えられています。その中から、以下の条件をもとにおすすめ品を選んでみました。
- 安い(高くても500円以下)
- タイっぽい、タイらしさがある
- どこか可愛い
- 使ってみて納得できる
- ちょっとした驚きがある
- かさばらない
いかがでしょう。チープだけどちゃんと使えて、タイ土産であることがわかって、持って帰るときにもじゃまにならない。そんな6つの基準で選んだ5品は以下!
中身にビックリ!ハーブの歯みがき
タイの歯みがきのベストセラー。大手ツインロータス社のDok Bua Kuです。パッケージを見ると涼し気な印象ですよね。
ところが中身は涼しげじゃない。インパクトがあります。

わかるでしょうか。ペーストが黒というか焦げ茶。ハーブを使っている歯みがきだからこそ、この色なんです。でも、香りはすっきりペパーミント系。使い心地は悪くありません。
値段は15バーツ。50円ぐらいです。中身を出してみて「お?」と驚く顔が浮かびませんか。お友達などにぴったりのお土産になると思います。もちろん自分で使ってもいい。歯を磨くたびにタイを思い出せそうです。
レトロ可愛いパッケージの石けん

有象無象、やたらめったらたくさん石けんがある中で、ぜひともおすすめしたいのはレトロ可愛いパッケージが印象的なパロットボタニカルのシリーズ。オウムとお花のあしらいかたにセンスがありいます。思わずジャケ買いしたアイテムです。
セブンイレブンに行けば、このグリーンが売っています。

中身も緑。オウムのエンボス加工も愛らしい。
緑がちょっとまがまがしい気もしますが、使ってみるとこれがいいんです。このグリーンは、クローブとシトロネラの香り。強すぎず、でもタイっぽくもある。
しかも長持ち。最後までちゃんと使えて1個13バーツです。安い!

こちらの黄色いパッケージは、タマリンドの香り。こちらもThat’s Thaiな香りです。

このパロットボタニカルシリーズにはほかにもピンクだの紫だの全部で7種類が揃っていますが、一番使いやすい香りが緑と黄色。
ただし緑はどこのセブンイレブンにもありますが、黄色い方は大きなセブンイレブンにしか置いてない可能性あり。
鬼が気分転換をお手伝い!インヘラー(嗅ぎ薬)
タイのインヘラーといえばヤードムが大人気ですが、あまりにメジャーになりすぎたような気がしませんか。ちょっと変わり種を探していたらセブンイレブンにはこんな楽しいインヘラーがありました。

タイのお寺によく飾ってある守り神(鬼)のヤックです。お値段は12.25バーツ。
これ、どのように使うかといいますが、ヤックの顔が描かれている方がキャップになっているんですね。

はい、この通り。頭と胴体を分離させて使います。おっかないヤックの顔がなんだかユーモラスに見えてきます。
中身はヤードムとまったく同じ。
- 鼻が詰まり気味のとき
- 暑いとき
- 気分転換
- 眠気覚まし
- 頭痛がするとき
といったときに、ちょちょっと使うとスーッとしていいカンジ。ヤックの力を借りてスースーしましょう。
タマリンドの香りで身体磨きできるボディスクラブ
タイにはたくさんのアロマグッズの店があります。SPAもあります。そうしたところでもタマリンドを使ったボディスクラブを(高い値段で)売っていますが、個人的にはセブンイレブンで買うこのスクラブとたいして変わらないのでは、という感想。

小さなジャーに入った70g入りのボディスクラブです。値段は45バーツ。パッケージのタマリンドの写真が目立ちますね。中を開けるともっとすごい。

真っ黒です。だってタマリンドだから。匂いもまさにタマリンド。ボディ(特にお尻など)に使うといいカンジ。でも、真っ黒なのできちんと洗い流しましょう。
大手製品と比べても遜色なし?のヘアコート

タイっぽさという点ではこれが一番薄いかも。アロエベラとビタミンE配合のヘアコートです。49バーツ。
このアイテムを紹介したのは30mlというコンパクトなサイズと、使い心地が大手メーカーのものと遜色ない気がするから。使うと髪がしっとりまとまりやすくなって、艶が出ます(自分比)。ただ、香りはけっこうきついですね。タイの人は香りが強いタイプが好きなので、その志向に合わせているのだと思いますが、その分、異国情緒はありますよ。
大型のセブンイレブンに行こう
セブンイレブンの広さは店によってずいぶんと違います。
ここで紹介したような日用品や雑貨が充実しているのは広めのお店。食料品は売り場面積にあまり関係なく品揃えはだいたい同じなんですが、雑貨の扱いに差が出ます。
なので、セブンイレブンでお土産にいい雑貨を探したいなと思ったら、広い店舗に行きましょう。町のあちこちにあるので、ちょっと探せば広い店舗は見つかります。セブンイレブンの看板を見たら、ぜひのぞいてみてください。